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穀雨(こくう)【二十四節気】

  • 執筆者の写真: Yuichi Seshimo
    Yuichi Seshimo
  • 2020年4月19日
  • 読了時間: 2分

二十四節気では4月20日から5月4日ころまで穀雨【こくう】という。

春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、雨で潤った田畑は種まきの好機となる。

この時季に、特に雨が多いというわけではないけれど、穀雨以降に降雨量が多くなると言われる。

「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」という言葉があるように、

南の地方ではトンボが飛び始め、冬服やストーブとも完全に別れる季節。

変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まる。 昔から、この日を田植えの準備をする目安にしている地域もある。

この穀雨が終わる頃に八十八夜を迎える。







安穏の時期であれば、人も自然も活発になる時期。

しかし、予期せぬ困難のため人々は制限を余儀なくされている。


不安や不満も考えていてもきりがないもの。

加速させて、ストレスを増大させるか。開き直って自由な生活に戻すか。

究極な話はそういうことになる。


でも、穀雨の如く今は英気を養って来たる「開放」の時には存分に自由を謳歌すればいい。

行きたいところへ行き、食べたいものを食べる。

会いたい人に会い、思い切り笑えばいい。


穀雨が明け、八十八夜を迎えるころに、緊急事態宣言は解除される「予定」だ。

もしかしたら、感染に歯止めがかからずに延長するかもしれない。

だとしても、明けない夜はないと信じたらいいと思う。

大地に降り注ぐ雨が、恵みの雨ならば、降り注ぐ不安を『穀雨』に変えて自分たちを養う。


そんなことを言えば精神論だと揶揄されるかもしれないが、無力ささえ感じる現状を嘆いているよりはいい。

そんな風に思う『穀雨』でもある。


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