瀬下 優一
YUICHI SESHIMO
宅地建物取引士
1974年群馬県生まれ。
大学卒業後日系、外資のIT企業で営業・コンサルタントとして従事。2013年に自邸のリノベーションを行った際の経験を基に、STAGEWORKSを設立し、代表取締役に就任。
クライアントと建築家をマッチングする事業を展開し、2020年からは新たに物件の仲介事業を拡大させる。
尊敬する人物は白洲次郎
座右の銘は「Never too rate start something」
家族構成は妻と猫二匹
ステージワークスの仕事。
「よきガイドであること」
住まいを考えることは、未知の街を旅をすることに似ています。
旅を計画する人たちが、最初にすることはどのようなことでしょう。
様々な媒体から情報収集に時間を費やすことから始める人は多いと思います。
調べれば調べるほど、夢は膨らみ、とても楽しい時間でしょう。
しかし、いつしか夢や希望と現実のギャップは徐々になくなってきます。
疲れ果ててしまう人、どこかで折り合いをつけてしまう人も多いのではないでしょうか。
情報の海には様々な情報で溢れています。
その情報の多くは特定の選択肢へと導く「思惑」が隠されているものです。情報の海を上手に泳ぎ、集めた情報でも、情報を発信している人の手玉にとられていた。そんなことも少なくないのが現状なのです。情報に含まれる「思惑」と自分が求める「純粋」な情報を分離することは思いの外難しいものです。多額のお金を要する住まいです。それだけに見抜くことは難しくできているからです。水を差すようなことばかりを言っているようですが、無防備に情報の海に漕ぎ出すということは、それほど危険なことなのです。
私たちは、まず暮らす人たちの【思いを整理する】手伝いをすることから始めています。
どのような街を、どのような人と、どのように歩きたいのか。
どの選択肢を選んだ人であっても、等しく満足のいく旅にするためのガイドのような仕事をするべきであると考えています。どのレストランに入ろうとも体を温め、忘れられない料理の数々に出会えるように。
ステージワークスの考える資金計画。
「身の丈の予算」
「身の丈予算」とは、無理をしない資金計画をたてること。
設立時から参画をしてもらっているFPの石川さんや、高田さん。高橋さんたちが提唱する資金計画の考え方で、ステージワークスでもその考えかたを継承しています。
金融機関のローン審査のように家計の「今」を見るのではありません。
将来に向けてどんなライフイベントが想定されるのか。家計を「立体的」に分析して「身の丈予算」を提案します。
私たちにご依頼を頂くお客さまの約80%の方々は既に不動産会社や金融機関からローンの仮審査を勧められていて、ほぼ同じ割合で審査を受けています。しかし、そのうち60%の割合で「身の丈予算」は審査結果を下回ります。
ステージワークスの考える建築家。
「僕が依頼したいと思える建築家を」
ステージワークスを立ち上げた時には、多くの建築家に会いに行きました。
建築家は、それぞれ事務所を構えています。方針も、設計思想も、クライアントとの距離感も様々です。何が正しいというものはありません。でも、そうするとパートナーは誰でもいいということになってしまいます。
そこで「僕なら」この建築家に設計を任せたい。そう思えるかどうかを基準で会いに行こうと考えました。立ち上げ時に手伝ってくれた友人には「独りよがりの人選になってしなわない?」と言われましたが、「じゃあ、僕なら任せないけど、お客さまには最適だと思います。」って提案はできる?そして、そのプロデュースでお金をいただける?理屈っぽい返しをしました。それが、ステージワークスの建築家の選択基準になりました。