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設計デザインを確実に施工する
ガラス張りの工事
建築家の設計業務は、基本設計と実施設計のふたつにわかれます。
基本設計は、お施主との打ち合わせを経て、デザインの骨組みや概算を算出します。
実施設計は、基本設計を更にブラッシュアップし、並行して見積もりの精査も行います。
見積もり価格は安ければ良いものではなく、施工の品質が担保され、見積額も妥当な金額となるよう、見積もりは原則複数の工務店から取ります。オリンピックなどのような国家的なプロジェクトが進んでいたり、資材の高騰など、相場によって価格の上下動はありますが、提出された見積もりに関しては、総合的な判断をしていきます。
内容や金額に納得して頂いた場合は、お客さまと工務店との間で「工事請負契約」を締結していただきます。その際にもプロデューサーと建築家は同席して、内容のチェックやアドバイスをします。
工事が始まると建築家は定期的に現場に足を運びます。
これが「監理業務」と言われるものです。設計図面通りに施工されているか確認したり、施工状況に対して指示したりします。設計図面がどれだけ精緻なものであっても、施工に手落ちがあればプロジェクトは台無しです。現場を預かる工務店と建築家、プロデューサーが相互でチェックをすることで確実な施工となります。
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